インターネットで空手のホームページが作れたら面白そう
−おふたりとも、ふだんは何をしてるんですか?
米田
私は教職免許を取るために日本大学に聴講生として通っています。空手の練習は大学やいろんなところでやってますが、空手以外にも日曜日なんかは女子野球のクラブチームに入ってがんばってます。全日本大会の時も野球の友だちが応援に来てくれました。あと、ビール飲んでカラオケに行くのも好きなんですけど、私オンチなんです。ノリノリの歌を歌ってもみんな演歌になっちゃうんで、いつも途中で演奏を切られるんです、ブチッって(笑)。
国分
僕は鍼灸師の資格を取るために専門学校に通いながら、フィットネスクラブの空手教室を教えたり指導者の派遣なんかをやってます。趣味としてはウエイトトレーニングも好きなんですが、最近、パソコンに興味があるんです。インターネットとか見ていると空手のホームページが少ないので、自分でそういったものを作れたらおもしろそうだなと思ってるんです。
−唐突な質問ですが、あなたにとって全日本選手権とはなんですか?
米田 突然、そんなこと言われてもなんだすか、国分先輩。
国分
う−ん、全日本大会は世界大会以上に注目を集める大会だと思いますから、その檜舞台に立てること自体が幸せだと思いますし、まして、その場で勝てることができれば、空手の競技者として最高の幸せだと思います。チャンピオンになることも素晴らしいことだとは思いますが、それよりも自分が納得した試合ができればいいなと思います。
米田
私はどんな大会でもあまり深く考えずに試合に臨むんですが、全日本選手権ってシーズン一番最後の大会じゃないですか。だから、終わり良ければすべて良しじゃないけど、全日本でいい試合ができたら、この一年、途中に悪いことがあっても、いい一年だったなあと思えますよね。空手や自分の生活のすべてを清算できるという感じが全日本にはあると思う。
国分 いいこと言うねえ。
米田 だってもう22歳だし−、由公子も。
(一同絶句の後、爆笑)
できたら大阪の先生ってとこ太字でお願いしますね
−では最後に、今大会で優勝できたことを誰に感謝していますか?
国分
一番は両親です。なんと言っても健康な身体に育ててくれたわけですし、今の環境も両親の協力なくしてはありえないことですから。あとは千葉県連やさまざまな先生方、藤田幸雄先生、渡辺純一先輩などに感謝しています。
米田
私は日本大学の監督はじめコーチや諸先輩方、それとナショナルチームの先生や日鶴の先生とその関係者の方々、それ以外にも個人的に行かせてもらってる道場の先生と皆さん、大会当日に応援してくれた取手市空手道連盟の皆さんとずっと付いていてくれた濱原さん、あと野球の人たちと、それから、これは今年も絶対書いといて下さいよ、大阪の先生方。これだけです。
−・・・はい、ありがとうございました。それでは今年もがんばって下さい。
米田 できたら大阪の先生ってとこ、大字でお願いしますね。
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